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火曜日, 11月 06, 2007

CO TCSA、添乗労働で会員各社に法令遵守の書面-JATA書面など機運に改善を

日本添乗サービス協会(TCSA)は添乗労働に関して、コンプライアンス徹底、および添乗業務の改善に向けた取り組みの観点から、会員各社に対して書面を発出した。これは日本旅行業協会(JATA)が各地の労働基準監督所から旅行各社にも指導、是正勧告を受ける事態を避ける目的で10月24日付けに「添乗業務及びその関連業務に対する手当等の支払いについて」として発出した書面への具体的な対応策。また、10月24日には、衆議院の厚生労働委員会において、社民党議員が阪急トラベルサポート、旅行綜研、ダイヤモンドシステム、クラブツーリズムが是正勧告を受けたことを指摘し、「事業場外みなし労働」について質問したほか、議員は「もぐらたたきではなく」改善に向けて包括的な対応を厚労省に求めた。JATA、TCSAとも添乗労働時間の「みなし労働」については、引き続き厚生労働省の見解を得るとしているが、厚労省は国会答弁においても「個別対応」の考えを示し、引き続き労基署が具体例から個別事例を検討する方針で、旅行業界の改善が進まない場合は引き続き指導、是正勧告が続く事態が避けられないとみられる。

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